REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki)
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ラインアップは車種専用キットを使用して装着を行う8型画面搭載ラージサイズボディの「AVIC-RL910」、「AVIC-RL710」、7型画面搭載200mmワイドサイズボディの「AVIC-RW910」、「AVIC-RW710」、7型画面搭載2DINサイズボディの「AVIC-RZ910」、「AVIC-RZ710」を用意。910系は最大3年分(年2回配信)※の地図データバージョンアップ権、710系は最大1年分(年2回配信)のバージョンアップ権が付帯し、それ以外は全モデル共通の機能を備えている。
※2019年9月30日までにMapFanスマートメンバーズに新規入会すると最大4年分に延長
今回のモデルチェンジではハード、ソフトともにすべて新設計となっているが、いちばんの注目ポイントはディスプレイのクオリティを大幅に向上させたことだ。
従来比2.4倍の高解像度を誇る「HDパネル」に視野角の広いIPS方式と黒色再現性に優れたNormally Black方式を採用。さらに高透過率の静電式タッチパネルや高輝度LEDバックライトを組み合わせている。また、映像伝送経路をフルデジタル化することで従来比約70倍となる1677万色の色階調表現に対応するとともに徹底した画質チューニングも行っている。上級となるサイバーナビもしのぐ、カロッツェリア史上最高画質を実現している。HDMI入力端子を備え、iPhoneや市販のブルーレイディスクプレーヤーの高画質映像を生かして楽しむこともできる。
そして「楽ナビ」といえば扱いやすさに定評のあるブランドだが、新インターフェースの導入によって、さらなるレベルアップが図られた。
ドライバーの好みに合わせて表示モードを2種類から選択できる「ターゲットインターフェース」を採用。「おすすめモード」ではフリック/ドラッグ操作に対応したHOMEメニューを採用し、よく使う検索機能を配置できるショートカット機能や、今使えるAVソースを迷わず選択できるアクティブセレクターなどを表示する。高いデザイン性と操作性を両立。
一方、「カンタンモード」ではタッチ操作のみに対応したHOMEメニューを採用するとともに、地図や交差点拡大図、ガイド音声などがよりわかりやすい表示となる。楽ナビならではの優れた視認性とシンプルな操作性を重視している。
このほかナビ機能では6軸3Dハイブリッドセンサーを採用するとともにGPS、グロナス、みちびきなどの衛星に対応し、業界トップレベルの自車位置表示精度を実現。カロッツェリア独自のプローブ情報を活用したスマートループ(スマホの接続が必要)も利用できる。
エンタメ機能ではDVD、12セグ対応地デジ、Blutoothオーディオ、SD、USBなど多彩なデジタルメディアの再生が可能。高音質回路&パーツ、詳細な音響調整によってイイ音も存分に楽しめる。