前後のオーバーハングが短く、たっぷりとした居住スペースを持つ端正なSUVスタイルは“道具としてのクルマ”をイメージさせつつ、バンパーやボンネット、ボディラインには筋肉質で遊び心があるデザインテイストが盛り込まれている。
インテリアは、メルセデス・ベンツファミリーであることがひと目で分かる。高精細液晶パネルを2枚組み合わせたコクピットとタービンをイメージした空調の吹き出し口は、まさに“方程式通り”の仕上がりである。
ダイムラー社のメルセデス・ベンツ・カーズ営業・マーケティング統括のブリッター・ゼーガー氏は「わたしたちは、GLAとGLCの間にまだスペースがあるかを自問しましたが、その答えがこのGLBなのです。新しいデザインに独創的なアイデアを盛り込んだコンセプトは、多くの方に注目されると確信しています」と説明している。
全グレードに4MATIC(4WD)を採用し、パワートレインは224ps・350Nmの2.0ℓ 直4 エンジンに8速DCTを組み合わせる。まさにスポーティな走りも満喫できるオールマイティなSUVといえる。
まずは、上海モーターショー2019での続報を待ちたい。