現行型発表:13年11月(一部改良 16年6月)
JC08モード燃費:29.4km/ℓ ※ターボを除くFF車
レポート●山本晋也(YAMAMOTO Shinya)
フォト●平野 陽(HIRANO Akio)
モデル●住吉史衣(SUMIYOSHI Fumie)
■主要諸元 カスタムG・ターボパッケージ
全長×全幅×全高(㎜):3395×1475×1655
室内長×室内幅×室内高(㎜):2055×1355×1300
ホイールベース(㎜):2520
トレッド(㎜) 前/後:1295/1295
車両重量(㎏):870
エンジン種類:直列3気筒DOHCターボ
総排気量(㏄):658
最高出力(kW[㎰]/rpm):47[64]/6000
最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):104[10.6]/2600
燃料タンク容量(ℓ):30(レギュラー)
トランスミッション形式:CVT
駆動方式:FF
タイヤ・サイズ:165/55R15
最小回転半径(m):4.7
JC08モード燃費(㎞/ℓ):24.0
車両本体価格:151万5000円
開口部全体の形状と比較的フラットな座面のおかげで、前後とも自然な乗降性を実現しているのはN-WGNの美点のひとつ。特に後席のナチュラルな乗降性は数値には現れづらい要素を煮詰めていったことが感じられる。
ボディカラー:プレミアムベルベットパープル・パール
オプション装備:Gathersナビ〈VXM-165VFEi 〉(販売終了モデル)/特別塗装色(3万2400円)/フロアカーペットマット プレミアム(2万2680円)
インパネの形状は共通だが、カスタム系はブラック基調、標準系はベージュとすることでキャラクターを分ける。スピードメーターを中央に配置した基本デザインは共通だが、カスタム系にはタコメーターが備わり、バイオレット照明の常時点灯タイプとなるのが違いだ。
後席使用時の奥行きはトップクラス。後席スライドは中央部分のタグを引っ張ることでラゲッジ側からも可能で、荷物に合わせて調整しやすい。ただし、後席格納時に段差が生まれるのは残念。コンパクトなエンジンルームのおかげでキャビン全体に余裕があるのがチャームポイントだ。
後席をスライドさせることで4名乗車時でもスーツケース(機内持ち込みサイズ相当)を4つ並べて積むことができるのはN-WGNのパッケージがあってこそ。アンダーボックスを利用すればA型ベビーカーも積載できる。
熟年ダウンサイザーならカスタム系がお薦め。操縦性と乗り心地のバランスが良いのに加え、標準車より吸遮音材の使用範囲が広いので、静粛性も高い。パッケージ車ならクルーズコントロールも付くので、高速走行も苦にならない。セカンドカーや通勤用となら標準車でも良いが、ターボ車のコストパフォーマンスが光る。
モーターファン別冊 統括シリーズ vol.115 2019年 軽自動車のすべて
最新33車種徹底ガイド!!
SUVチックな軽ワゴンで行こう!!
軽スポーツに注目!
激戦のスーパーハイトにSUV風味満点のスペーシアGEARが登場!
東京オートサロン2019で見つけたスペシャル軽、一挙紹介!