このEPSソフトウェア関連の部署改変については、ステアリングシステム開発部、電子システム企画部、MCU開発部を統廃合し、先行システム開発部、電子制御開発部、MCU開発部、電子要素開発部に再編した。
また2019年度以降100名規模の増員を計画。開発拠点の拡張が必要となり、花園事業場に加え、2019年夏より東刈谷事業場を新たなソフトウェア開発拠点とすることを計画している。 東刈谷事業場は前身企業・豊田工機のメカトロ製造拠点として1985年に稼働開始。現在では先端領域の研究開発本拠点や鋳鍛造などの生産技術の開発拠点として稼働している。
今回の拠点拡張により、自動運転対応技術開発、MCU内製化などをすすめ一層の商品力強化を推進していく。加えて各職場の働く環境の改善をすすめ、社員のモチベーション向上と生産性を高め、創造性を高める職場づくりと働き方改革を推進していく。
EPSのソフトウェア開発の人員は、2019年以降100名規模の増員を予定しており、花園事業場、東刈谷事業場、グループ会社のジェイテクトIT開発センター秋田、それぞれの拠点で顧客のニーズに応えるソフトウェア開発を行っていく。
また、欧州、中国、インドなどの海外の開発拠点のグローバルマネージメントや新会社J-QuAD DYINAMICSとの連携により、自動運転社会に対応するステアリングシステムを開発していく。