私、編集Tは、メルセデス・ベンツなどを担当。編集するにあたって、写真探し、原文リリースの翻訳、スペック表作りなど、やることが山ほどあって目がまわりそうな……、いや、実際に目がまわっているといってもいい。
そこで、市場調査という名目で現実逃避。現車を見てリフレッシュしようと、ふらり、メルセデス・ベンツのディーラーに行ってみた。
入店してすぐ、ディーラースタッフがお出迎え。とはいえ、編集Tは購入のためにきたのではなく、現実逃避でクルマを“鑑賞”しにきただけなので、あまりスタッフの方の迷惑になりたくなくない、という気持ちが先走る。
だが、つい、おしゃべりがしたくなり、「Cクラス、いいですね。とても売れているんですよね」と水を向けると、「ハイ、とても絶好調です」と。「向かうところ敵なしですね?」と再度、話かけると、思わぬ答えが返ってきた。
「メルセデス・ベンツに対する誤解を解きたいんですよね」。
メルセデス・ベンツに対するイメージとして、いまだ“敷居の高さ”を感じる方が多いのだそうだ。時間があまりないのと、スタッフの方を拘束するのも申し訳ないので詳細は聞かなかったが、ただ、イメージ的に”メルセデス・ベンツは高嶺の花で、自分には関係ない(購入できない)クルマ”と考える方が多いそうだ。
そして、もうひとつ、興味深い話をスタッフの方から聞くことができた。
「メルセデス・ベンツを購入される方は、必ずしも新型車狙いばかりじゃないんですよね。逆に、ファイナルモデルをあえて選ばれる方も多いです。熟成されているから、と」。
ほんの気晴らしにと思って遊びに行った(編集長、ごめんなさい)ディーラーで、こんな話を聞けるとは!
編集部に戻って、また「世界の自動車オールアルバム 2019年」の編集作業に取りかかる。さっきまで、ラインナップの多さに辟易していたが、そのラインナップの豊富さが楽しみに変わってきた。
ここで宣伝です!(とはいえ、すでに宣伝しまくりですが・汗)。毎年恒例の「世界の自動車オールアルバム」2019年版を4月30日に発売されます。
メルセデス・ベンツもオールラインナップでお届けしますので、ご興味があれば、ぜひお手にとってもらえたらうれしいです。
=世界中のすべてのクルマがここにある=
少量生産モデルも海外専用車種も日本未導入ブランドも……。
50ヵ国261ブランド完全網羅!
※表紙写真はイメージです。