[北海道]
国道40号線上川郡比布町北3線(旭川方面/Hシステム)
国道234号線勇払郡安平町遠浅(北行き/Hシステム)
国道237号線旭川市西神楽2線19号(旭川市街地方面/Hシステム)
[東京都]
首都高4号新宿線三宅坂IC先(下り/Hシステム)
首都高6号三郷線小菅JCT先(下り/レーダー式)
[長野県]
中央自動車道229.4KP(下り/Hシステム)
上信越自動車道117.3KP(下り/Hシステム)
長野自動車道11.8KP(下り/Hシステム)
国道19号線塩尻市宗賀(南行き/Hシステム)
国道19号線木曽郡大桑村野尻(南行き/Hシステム)
国道19号線木曽郡木曽町日義(南行き/Hシステム)
国道19号線木曽郡木曽町日義(北行き/Hシステム)
[富山県]
国道156号線高岡市西藤平蔵(南行き/レーダー式)
[三重県]
国道23号線四日市市大脇町(南行き/Hシステム)
国道23号線四日市市馳出(北行き/Hシステム)
この3ヵ月の間に当情報局が確認した撤去オービスの内訳は、旧型のレーダー式が2機、Hシステムが13機と、やはり、老朽化した旧型レーダー式と、メーカーが製造&販売から撤退し、徐々にメンテナンス限界を迎えているHシステムが、そのターゲットとなっている。
その結果、旧型のレーダー式は全国で残りわずが30機に、Hシステムも最盛期の半減となり、一時期は620ヵ所を超えた総数も、今や約520カ所となり、このままのペースだと年末までに確実に500機を大きく割り込むことになりそうだ。事実、今回は紹介できなかったが、現時点でも、未確認ながらもかなりの撤去情報が、寄せられているのだ。
では、オービスの大量撤去により、少なからずもスピード違反摘発件数が減ることに対して、警察は一体、どう対応するのか。真っ先に浮かぶのが、今、話題の可搬式移動オービスの活用だが、導入都道府県の数(半数強)や、機器の台数(推定50台以下?)を考えれば、とても穴埋めはできそうもない。となると、やはりパトカーや白バイでの追尾、あるいは従来のレーダーや光電管を使ったネズミ捕りの強化くらいしか思い浮かばないが、それで事足りるとはとても思えない。事実、スピード取締件数が昨年だけでも前年比24万件の減少を見ているのだから。
となると、極端な話、スピード違反取締りよりも、悪い意味でのブームと言える「あおり運転」(車間距離保持違反の検挙数は倍増!)の取り締まりやすさや、今、国会に提出されている「ながら運転」の罰則強化による反則金収入の効率アップに目を向けているのでは? という噂も真実味を帯びるというもの。相変わらず真相は不明だけに、今後、警察がどんな手を打ってくるのか、当分、目が離せそうにない。