ヤマハ発動機株式会社のスポーツLMW※1のフラッグシップ「NIKEN(ナイケン)」が、世界的に権威あるデザイン賞「Red Dot Award:プロダクトデザイン2019」において最高賞である“Best of the Best”に選ばれた。当社製品のRed Dot Awardの受賞は2012年から8年連続となり、プロダクトデザイン部門での“Best of the Best”選定は4製品目となる。またこのたびの受賞で「NIKEN」は、「2018年度グッドデザイン賞」に続き2つ目のデザイン賞受賞となる。

「NIKEN」の魅力

 「NIKEN」は、845㎤・水冷・直列3気筒エンジンを搭載した大型LMWだ。走行環境の変化を受けにくく、旋回時の高い安定感を生み出すLMWテクノロジー※2の特徴を活かして、かつてない走りを予感させるデザインの開発を行った。


 フロント二輪でしっかり地面を掴む表情をデザインの核として、力強い足回りを強調。迫力あるショルダーエリアとニーグリップ性に配慮したスリムなタンクと組み合わせてダイナミックな動きを感じさせる。“攻めのLMW”を一目で伝えるボディデザインで、ワインディングロードを駆け抜けたくなるようなスポーティな運動性能を視覚化した。




 なお、「Red Dot Award」は、ドイツの「Design Zentrum Nordrhein Westfalen(ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター)」主催による世界的な格式の高いデザイン賞である。



※1:LMW=Leaning Multi Wheel。モーターサイクルのようにリーン(傾斜)して旋回する3輪以上の車両の総称、商標登録第5646157号


※2:LMWテクノロジー=パラレログラムリンクを用いたサスペンションと操舵機構で軽快感と安定感の両立に貢献する技術

情報提供元: MotorFan
記事名:「 ヤマハNIKENが世界的権威のデザイン賞の最高賞に選定