208 :4055mm
デミオ:4060mm(+5mm)
全幅
208 :1745mm
デミオ:1695mm(−50mm)
全高
208 :1430mm
デミオ:1500〜1550mm(+70〜120mm)
ホイールベース
208 :2540mm
デミオ:2570mm(+30mm)
※()内は208に対するデミオの差
大きくなりすぎた先々代(207)の反省からか、先代以降はコンパクトさと取り回し性を優先させてきた208だが、それよりもさらにコンパクトでなボディを持つデミオ。1.7mを切る全幅は、日本市場では大きなアドバンテージを持つだろう。
また、高い全高は乗員をアップライトに座らせられ、結果的に前後方向にも余裕が生まれることになる。デミオはそれを単純に功績のレッグスペースやラゲッジルームの拡大ではなく、フロントホイールとドライバーズシートの距離に充てることでペダルレイアウトの位置を適正化するというマニアを唸らせるような設計を行っている。
一方の208は、全幅こそ50mmも広いが、そのおかげで前輪の切れ角が大きくなっている可能性がある(最小回転半径は今のところ未公表)。そもそも、このセグメントとしてはとくに幅広というわけでもない。
いずれにせよ、ここ10数年ほど続いたボディの拡大化に歯止めが掛かり、2台とも適正なボディサイズに留められていることは好ましい。早く実車を乗り比べてみたいものである。