COMMENT &PHOTO◎難波 治(NAMBA Osamu/首都大学東京教授) まとめ◎MotorFan.jp編集部
新型プジョー208がジュネーブでワールドプレミア! e-208に注目
プジョー208です。
非常に良くできたクルマですね。外観もそこそこスポーティに仕上がっています。とくに内装の仕上がりがいいし、これだけ装備、素材感、仕上がり含めてコストがかかっている感じ……これはこのクラスのヨーロッパ車がここまでやってしまうと、日本の同クラスの商品はちょっと太刀打ちできないかな、と思いました。
お、208もEVがあるんですね。
クリオです。
これまた良く作り込んであります。外観のバランス、スポーティさ、このクラスに充分というか、必要な小気味よい、キビキビ…点じゃないか、ちょうどいい感じのスポーティ度合いというのでしょうか。新型クリオはそれを持っています。ごくごく普通の人たちに落ち着いて買って乗っていただけるような佇まいのカタチを作っているところが非常にいいです。
さらに、すごく肉付きのよいサーフェースをしていながら重たく感じない。なかなか優れたデザインになっていると思います。とてもいい小型車です。派手なところはないのですが、この作り込んだ良さというのは、とっても味わいがあって、お金出して買って長く乗っていく分にはとっても満足度が得られるのではないかと感じています。
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それから、内装はプジョーよりかはあんまりお金はかかっていないのですが、それでもしっかりと、作り込んでいて、無駄な動きというかこれ見よがしのことは一切せず、ただし、でもセンターゾーンやメーターなど先進性を見せるところにはちゃんとコストをかけている感じですね。
クリオにもEVもありました。
サイドビューを見ていたら、ウィンドウのプロフィールにかつての205を思い起こしました!
MF:教授、208もクリオもなかなか高評価ですね。
ルーフを見てください。
208もクリオも、ルーフとサイドボディを繋ぐモヒカンがありません。このクラスでここにお金をかけてくるとは。モヒカンレスいなると、クルマの見え方が全然変わります。