クロスカブは、スーパーカブのバリエーションとして、1世代前のカブより追加されたモデル。そのアウトドア感溢れるスタイルに、遊び心を思えるのはもちろん、かつての「ハンターカブ」を思い起こさせるファンも少なくはない。特に50ccのクロスカブは現行型より新たに設定された。
現行型は、従来型にあったレッグシールドを排し、よりアウトドアスタイルを強調。視認性の高いLEDヘッドライトや、クラッチ操作のいらない4速ミッションなどの快適装備は維持しつつも、110はオフロードを意識した17インチブロックタイヤ、マットブラック塗装を施した前後スポークホイール、耐久性を高めるためドライブチェーンのサイズアップ、リアマットガード、座面の広い厚手のシートの採用。
50は取り回しに優れる14インチタイヤの採用、足つき性に配慮した形状のシートの採用など、それぞれ専用の装備が与えられている。