たとえば、エクステリアを見ると、ヘッドライトの形状やグリル、バンパーの意匠など、CLSやAクラスで先行する新世代デザインに通じる雰囲気に大きく変更されている。兄貴分のGLEにも通じる、筋肉質なボディラインが一際目を引くところだ。
インテリアはどうだろうか。運転席からの視点では、高精細液晶メーターやタッチ式パッドを備える最新のステアリングを装着し、ダッシュボードには12.3インチ・インフォテインメントディスプレイを装備している。当然、運転支援システムを始めとした安全装備も刷新されている。こうしたリファインは、新型Cクラスと同じ方程式といえるだろう。
しかし、新型Cクラスと大きく異なるのは、MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー・エクスペリエンス)の採用である。タッチスクリーン式のマルチメディアディスプレイやジェスチャーコントロール、そして「ハイ! メルセデス」と呼びかけて操作する“近未来の体験”ができるのが特長だ。