PHOTO●石川亮平(ISHIKAWA Ryouhei)
【新旧比較】新型プジョー208のボディサイズを先代と比べてみよう
プジョーの主軸を担うBセグメント・ハッチバックの208がフルモデルチェンジを受け、ジュネーブ・モーターショーにてワールドプレミアされた。 プジョーの最新のデザイン文法に則り、エクステリアやインテリアは兄貴分の508と共通のアイデンティティを与えられ、上質感を大幅に引き上げられている。プラットフォームはPSM(プジョー/シトロエン/DS)の最新世代の「CMP(コモン・モジュラー・プラットフォーム)」だ。
今回のハイライトは、なんといっても100%EVの登場である。最高出力100kW(136ps)、最大トルク260Nmを発生。静止状態からすぐさまトルクが立ち上がり、0-100km/h加速は8.1秒をマークする。航続距離はWLTPモードで340kmとアナウンスされている。
一方の内燃機関ユニットも豊富なラインナップを誇る。
ガソリンエンジンは75ps&111Nmのピュアテック75(5速MT)、100ps&205Nmのピュアテック100(6速MTまたは8速AT、130ps&230Nmのピュアテック130(8速AT)の3種類が用意され、すべて直列3気筒1.2Lとなる。
ディーゼルは直列4気筒1.5Lで100ps&250Nmを発生するBlue Hdi 100(6速MT)がラインナップされる。
当然ながらスポーツモデルなども追って追加されるだろう。
そのほか、プジョーが「i- Cockpit」と呼ぶヘッドアップディスプレイはか3D化されて新世代のものになり、加えて従来であれば上級セグメントにしか搭載されていなかったさまざまな運転支援機能が備わっているという。
デザイン、プラットフォーム、パワーユニット、そしてさまざまなデバイスを含め、Bセグメントの常識が新たなフェイズに入ったことを感じさせる全方位的進化を遂げていると言えそうだ。