パワートレインのハイライトは、100%EVの登場だろう。最高出力100kW(136ps)、最大トルク260Nmを発生し、0-100km/h加速は8.1秒をマークする。航続距離はWLTPモードで340kmを謳っている。
そのほかガソリンエンジンは75ps&111Nmのピュアテック75(5速MT)、100ps&205Nmのピュアテック100(6速MTまたは8速AT、130ps&230Nmのピュアテック130(8速AT)の3種類が用意され、すべて直列3気筒1.2Lとなる。
ディーゼルは直列4気筒1.5Lで100ps&250Nmを発生するBlue Hdi 100(6速MT)がラインナップされる。
今後はスポーツモデルなどの追加もあるだろう。
ボディサイズは全長4055mm、全幅1745mm、全高1430mm、ホイールベース2540mmと、全長が80mm長くなったものの、それ外はほとんど先代と変わっていない。車両重量は欧州仕様で1023kgから1165kgの範囲内に収まっている。
新型208は、3月5日にプレスデーが幕を開けるジュネーブ・モーターショーでワールドプレミアされる。ジュネーブでは同じ欧州Bセグメントに属するライバルのルノー・クリオ(日本名:ルーテシア)も新型がベールを脱ぐと見られ、その熾烈な戦いから目が離せなくなるのは間違いない。