2月16日(土)から3月3日(日)までの16日間、六本木ヒルズの「ヒルズ カフェ」が「アルピーヌ ギャラリー」となって一般公開されるのだ。
店内には2台のA110をはじめ、ボディカラーやインテリアのマテリアル見本、オリジナルウエア類、ミニカーなどのグッズが置かれ、商品によっては購入もできるようだ。
また、併設されるカフェでは、フランスを代表するパティシエ「ピエール・エルメ・パリ」が手掛けるスペシャルメニューを堪能できる。
オープンにあたり、アルピーヌ・ジャポンのトマ・ビルコCOOは下記のように述べた。
「おかげさまでアルピーヌA110の評判はとても高く、ここ日本をはじめ世界中でバックオーダーを抱えております。私の一番重要な使命は、フランスのディエップにあるアルピーヌ専用工場に掛け合って、一台でも多く、一刻も早く日本のお客さまのお手元にA110をお届けすることです」
「その一方で、納車をお待ちいただいているお客さま、アルピーヌにご興味のあるみなさんに、A110をご自身の目で見ていただく機会を用意することも大切な仕事だと考えています。その一環として、今回は六本木にこのような場を設けさせていただきました」
ビルコ氏によれば、アルピーヌ正規ディーラーの数はまだまだ十分ではなく、興味があっても触れられる機会が圧倒的に少ないという。「アルピーヌ ギャラリー」はそうした潜在的カスタマーの欲求に応え、正規ディーラーをサポートする役割を持っている。
その一方で、やみくもにディーラーを増やしたいわけではないという。
「もちろんディーラーの数は増やしたいのですが、質は絶対に落としてはなりません。どちらかと問われれば、数よりも質が優先されるべきです」
今回のアルピーヌ ギャラリーの開設も、そんな経営方針の表れだろう。
関東近郊にお住まいの方は、ぜひとも期間内に会場に足を運んでいただきたい。フランスが誇る名門スポーツカーの世界を気軽に味わうことができるはずだ。