けれどもそんな主婦にぴったりの、比較用の物体がありましたので、ちょっとここからは動画メインでご覧ください。
まずはなんでもない、ただの金属の枠。これをハンマーで叩いてみます。
次は、上まで枠が付いた四角い状態の枠。同じようにハンマーで叩きます。
そして最後に、タワーバーとパフォーマンスダンパーが付いた枠。
ではこれをクルマにつけるとどうなるのか。乗ってみましょう。
案内してくれるのは神奈川トヨタの上野さん。
いまいちよく分かっていない私が色々言うよりも、動画が分かりやすいのではと思い、動画を撮ってみた。
↓こちらがノーマル車両
お分かりいただけただろうか。この動画では微妙な乗り心地のニュアンスが、いまいち伝わらないかも……。
これはaction camというウエアラブルデバイスで撮影したのですが、先月ちょっと池の中に沈めたりしていたので、うっかり防水ケースに入れっぱなしになっていて、音がきちんと拾えていないという失態を犯しておりました。(池のなかにaction camを沈めた件については、本編の写真日記のほうでそのうち書いてみたいと思っております。
もうちょっと暖かくなってから)
でも乗り心地としては、装着車のほうが数段上。マンホールを乗り越えるときのガッタン感、コーナーを曲がっていくときのぐんにゃり感が大幅に抑えられている!
あかね「これはもしや、車酔いの防止にすごく役立つのでは」
上野「そうなんです。クルマが曲がるときに発生する“ねじれ”みたいなものが抑えられるので、見ている景色と自分が体感している振動にズレが生じにくくなる。そうすると車酔いってしにくくなるんですよ」
あかね「やっぱりそうか!」
正直最初は、主婦のクルマにボディダンパーなんて必要? とか思ってました。こういうパーツって、やっぱりサーキットに走りに行く人のクルマに付いてるイメージでしたし。
でもこれはぜひ、車酔いするお子さんがいるご家庭のクルマに装着してみてほしい! 私自身がひどく車酔いする子供だったので、クルマでのお出かけはひどく憂鬱でした。何が嫌って曲がるときに、ぐんにゃりぐんにゃりと左右に振られるのが何よりも嫌だったのですが、このダンパーがついていると振り回される感がない。もちろん子供だけじゃなく、車酔いする大人でも効果は感じられるかと。
親になってみて分かったのですが、子連れだと移動はクルマが断然便利。電車やバスだと荷物も多くなるし、騒いでしまったり、ちょうど降りようとしたタイミングで寝ちゃったりすることもある。スポーツ走行のためだけじゃなくて、クルマでの生活を快適にするためのパーツというものがあるんだなあと、新しい世界を垣間見た気持ちでした。
ちなみに今回試乗させてくださった神奈川トヨタさんは、2018年3月から『GR Garage MASTER ONE 東名川崎』を展開しています。
店内にはキッズルームもありますし、お店の皆さんとても気さくで話しやすい方ばかりなので、クルマがらみのお悩みがある方はぜひ足を運んでみてください。
「動画じゃよく分からなかったよ! でも気になるよ!」という方もぜひ、お店へ! 今回の記事とまったく同じ乗り比べはできないのですが、ボディダンパー付きの試乗車は予約ができるそうです。またボディダンパーの効果の有無を1台で体験できるような車両もあるとのことなので、ちょっとでも気になる方はお問い合わせください。
シミュレーターまであるんですか……。何それ気になる。
おや
試乗を終え、ひといきついてちょっとお買い物でもとフラフラしていたら、何やら子供向けの本を見つけた。この本はいったい……ということで工具メーカーのTONEさんに、お話を聞くことにしてみました。
そんなわけで「最新パーツ研修会」シリーズは、あと1回続きます。
問)
GR Garage MASTER ONE 東名川崎
川崎市宮前区土橋1-15-1
TEL044-870-8311
https://kanagawatoyota.com/shop/GR-Garage