今回からパナソニックの最新、最上級カーナビ「ストラーダCN-F1XVD」の実力を普段のドライブを通してお伝えする連載を開始。今回は取り付け作業編の第1回。 


※細かい作業手順や作業方法は車種、製品により異なります。作業は自己責任で行ってください。




REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki) PHOTO●澤田和久(SAWADA Kazuhisa)




問い合わせ:パナソニック


電話:0120-50-8729

■パナソニック公式サイト

手順1:パッケージ内容を確認

本体、配線類、金具類が説明書通りに揃っていることを確認。このほかに市販の車種別配線やアンテナの変換ケーブル、取り付けキットなどが必要になる(車種によって異なる)ので、あらかじめ販売サイトやメーカーホームページで適合を確認して入手をしておく。

手順2:説明書を熟読する

カーナビには「取付説明書」と「取扱説明書」が付属。この場合には取付説明書を確認しておく。配線などが細かく示されているので熟読して作業前に内容を把握。なお、車種別の取り付け方法などは掲載されていないのでカーAVメーカーのサイトなどで情報を集める。

手順3:付属パーツの取り付け場所を決める

作業前にバッテリーのマイナス端子を外してショートなどの事故を防止。次にGPSアンテナや地デジアンテナ、マイクなど付属パーツの取り付け場所を決め、本体へと接続する配線の通り道を決めておく。作業のジャマになるので不要なものは必ず車外に出しておこう。

手順4:内装パネルを取り外す

最新のクルマの内装パネルはネジを使わずほとんどの場合はクリップで留められている。手前に強く引くだけで外せることも多いが、難しい場合は市販の内張りはがしを透き間に差し込んでテコの原理で取り外す。マイナスドライバーで代用する際は先端を保護する。

手順5:順にパネルを外していく

内装パネルは重なるように取り付けられているので順番を間違えると割れたり欠けたりすることがある。今回撮影に使用したヴィッツはメーターまわりのパネルが先で次にセンター部分のパネルを外す。また、助手席側の小物入れカバーを開く必要もあった。

手順6:カーAVスペースのパネルを外す

カーAVスペースのパネルを取り外す。このクルマの場合は手前に強く引くだけで外れるが、ハザードスイッチが付いているため裏にあるコネクターを取り外す必要がある。ロック部分をつまんで引っ張るだけだが破損させないように注意が必要だ。

手順7:AVユニット固定金具を外す

カーナビやカーオーディオを固定するための金具が左右に取り付けられているので、左右4本のネジを外す。一部の車種専用カーナビを除いて、この純正金具で市販のカーナビやカーオーディオが取り付けられる。車種によっては別売のキットを組み合わせる。

手順8:Aピラーのカバーを取り外す

地デジアンテナ、マイクの配線を通すためにAピラーのカバーを取り外す。クリップで留まっている場合には手前に強く引くと外れる。ピラーにエアバッグが内蔵されている車種の場合にはカバーを外さずにパネルの透き間にケーブルを通すことになる。

手順9:地デジアンテナを貼る

付属クリーナーを使用してフロントウインドー内側の油分を落とす。説明書に従って位置決めをしてフィルム状の地デジアンテナをウインドーの4箇所に貼る。貼り直しはできないので曲がってしまわないよう慎重に。もちろん運転席側と助手席側両方同じ作業を行う。

手順10:アンテナケーブルの給電部を貼る

手順9で貼った地デジのフィルム部の上にケーブル先端の給電部を貼り付ける。フィルムと給電部に付けられた目印同士を合わせるので位置決めはそれほど難しくない。ただしフィルムとケーブルは2種類(向きが異なる)あるので間違えないように注意すること。

手順11:マイクをサンバイザーに取り付ける

ボイスコントロールやハンズフリー通話に使用する付属マイクを取り付ける。推奨位置は写真のようなサンバイザー部分だが、両面テープを使用してステアリングコラムカバー部分を選んでも構わない。ドライバーの口元から20~40cm離れた場所が最適だという。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 【最新カーナビ を自分で取り付けてみた】インプレ連載 #1/ パナソニック ストラーダ CN-F1XVD 【CAR MONO図鑑】