五代目となる新型ルノー・クリオ(日本名ルーテシア)の写真が一部公開された。現段階ではコクピットのみで、これから順次さまざまな写真が公開されていくと思われる。正式発表は2019年3月のジュネーブ・モーターショーと見られている。

モデルチェンジを控え、ひとまずコクピットの写真だけが公開された新型五代目クリオ。「スマートコクピット」と呼ばれる、縦型の大きなモニターが印象的だ。

絶対的ベストセラーモデルが7年ぶりのフルモデルチェンジ

 2012年に欧州でデビューし、13年には日本にも導入された現行四代目ルノー・クリオ(日本名:ルーテシア)。当時、コーポレートデザイン担当副社長に就任したばかりのローレンス・ヴァン・デン・アッカーが手掛けた新しいルノーのデザイン文法の象徴的存在として、そしてその後のルノー各モデルの牽引役としてベストセラーとなった。モデル末期となった18年も、本国フランスでは販売トップの座を堅守し、欧州マーケットでも2位という好調さをキープしていた。




 そんな絶対的ベストセラーのクリオが五代目へのフルモデルチェンジを控え、このほどコクピットの写真が公開された。ルノーが「スマートコクピット」と名付けた縦型の大型モニターが目を惹く。ドライバー側に向けて傾けられているのも特徴的だ。




 そして、現行と比べて質感も大幅に向上していることが写真からも伝わってくる。インテリアのトリムは、現段階では2種類あることが判明している。




 今後、エクステリアなどの写真も順次公開されているはずだ。新型五代目クリオの正式発表は19年3月のジュネーブ・モーターショーと見られている。

インテリアのトリムは2種類が公表されている。こちらはホワイトをベースとしたラグジュアリーな仕様だ。
ブラックを基調に、レッドのステッチやアクセントが配された仕様。おそらくスポーティなグレードだろう。


シート形状が確認できるショット。シートバック、座面ともにサイドサポートの張り出しが大きく、ホールド性が高そうだ。
相変わらずブ厚いクッションはルノーの伝統だ。いかにも座り心地が良さそうで、長時間ドライブでも疲労が少ないと期待できる。


情報提供元: MotorFan
記事名:「 新型五代目ルノー・クリオ、ついに写真公開! まずはコクピットから〈New RENAULT CLIO〉