REPORT●浜先秀彰(HAMASAKI Hideaki)
問い合わせ:JVCケンウッド
電話:0120-2727-87
「TYPE S」はミドルクラスに位置づけられるもので、8型WVGAディスプレイを搭載した「MDV-S706L(装着には別売の車種専用取り付けキットが必要)」、7型WVGAディスプレイを搭載した200mmワイドサイズボディの「MDV-S706W」、7型WVGAディスプレイを搭載した2DINサイズボディの「MDV-S706」の3モデルをラインアップ。機能面はすべて共通だ。
タッチパネルはベーシックモデルと同様の感圧式となるが、さまざまなドライブ情報をグラフィカルに映し出す新INFOウィンドウモードや操作ボタンが地図画面上に浮かび上がるアクティブオーバーレイGUIなど、先代の最上級機である「TYPE Z」譲りの高機能を数多く搭載。
さらに業界トップクラスのハイレスポンスを生み出す「ジェットレスポンスエンジンⅢ」やスマホを介してドライブに役立つ情報が取得できる「KENWOOD Drive Info.」にも対応している。
基本的なナビ機能も充実しており、高測3Dジャイロセンサーによる高精度な自車位置表示や渋滞回避ルート探索が可能なVICS WIDEの受信に対応。案内ポイントまでの距離をカウントダウン表示する「ここです案内」、ルート探索条件を好みに設定できる「マイルートアジャスター」など使い勝手のいい機能も備えている。
AV機能はFLACやWAVなどのファイルに対応したハイレゾ音源再生や、広いエリアでクリアな地デジ放送が楽しめる広感度地デジチューナーなどを搭載するなど、多くのソースに対応。
オプションにはドライブレコーダーも用意され、フロント用(DRV-N530)、リヤ用(DRV-R530)を接続すれば車両前後の状況を同時に撮影することも可能だ。