では、そのなかでどれが最強マシンなのか? どれが最も「ナマで見られるのはありがたい」のか? さまざまな見方があるだろうけれど、「手にした栄冠の価値と回数、そして実際の速さ」を統括して考えれば、マルク・マルケスが2018年のMotoGPを制したチャンピオンマシン「ホンダRC213V」が最強最速のひとつの答えであることに異論はないだろう。
世界選手権のチャンピオンマシンの割には、かなり控えめな展示といった印象で、気づかないで通り過ぎてしまう可能性も大。4輪が主役のイベントだからしかたがないが、せっかくだからホンダブースを訪れるときには意識しておいてほしい。めったに拝めるものではないのだから。