ベース車両はKDH223B型ハイエース。ボディサイズが大きいため、下地処理から始まったペイント作業はなかなかの重労働だったとか。また、塗料も、学生たちが試行錯誤しながら配合を考えたそうで、色を出すのに一苦労だったそうだ。
そんな見どころ十分のエクステリアだが、「インテリアでは、特に天井部分を見ていただきたいです」という車体科の石川さん。ブラックライトを当てると天井部分に波紋が浮かび上がるというギミックが用いられている。
また、フロアには金魚をペイントするといった遊び心も。「こんなスクールバスがあったら学校の行き帰りがたのしくなるだろうな」という学生ならでは想いが詰まったモデルとなっている。