ルノー･メガーヌR.S.に待望の6速MTが追加！〈東京オートサロン2019〉

これまで6速EDC（DCT）のみの設定だったルノー･メガーヌR.S.に、ついにMTモデルが追加された！ 幕張メッセにて開幕した東京オートサロン2019で、メガーヌR.S.の6速MT仕様が初披露されたのだ。

R.S.用のシフトノブは、欧州仕様のノーマルのMT用よりもショート化されている。サイドブレーキも手動式だ。

MTがあれば買うのに……が口癖の好事家に向けた一台！

　もちろん変速スピードではDCT（ルノーではEDCと呼ぶ）には及ばない。サーキットで走ればほぼ間違いなくDCTが勝つだろう。それでいて、イージードライブでもDCTに分がある。もはやすべてにおいてDCTの能力はMTを上回るのだ。




　しかし「そういうことではない」という好事家も数多くいる。速さを追求すればレーシングマシンには及ばないし、速く移動したいんだったら飛行機や新幹線がある。我々はスポーツカーで「運転を楽しみたい」のだ。自分が操っているという実感を得たいのだ。




　そんな声に応えてくれたのか、ついにメガーヌR.S.に待望の6速MTが追加された。現段階では東京オートサロンへの参考出品という形だが、市販されるのは間違いない。




「MTがあれば買うのに」が口癖のアナタ！ いよいよ行動に移すときがやってきたのだ。まずは東京オートサロンに足を運び、その目で確かめていただきたい。

ステアリングは現行のDCTモデルがフルレザーなのに対して、レザーとアルカンターラのコンビネーションとなる。

アルミ製ペダルとフットレストが備わる。右ハンドルでもペダル配置にまったく問題はなさそうだ。

MT仕様はブレーキキャリパーがレッドとなる。現行DCTモデルはシルバーだ。

ブレーキディスクがバイマテリアル仕様となるのもMT仕様の特徴。ディスク中央部がアルミ製となり、軽量化と通気性の向上を得ている。