本店舗の太陽光発電パネルの容量は、店舗の平均消費電力相当に当たる約30kWとし、蓄電池容量は一般家庭の約10日分の電力量に当たる100kWh。店舗で発電・蓄電した電気をEV・プラグインハイブリッドEV(PHEV)に給電できる上、V2H※2機器を使用することにより、EV・PHEVから取り出した電気と太陽光発電パネルでつくった電気を組み合わせて店舗に電力を供給することも可能。また、将来的には、EV・PHEVのリユースバッテリーの活用も想定しており、蓄電池ユニットには電気自動車『i-MiEV』のバッテリーセルを組み込むことが可能な仕様としている。
「電動DRIVE STATION」は通常の店舗機能に加え、EV・PHEVのエネルギーソースの多様性という意義や災害時における価値を、多くの人に感じてもらうためのプレゼンテーションツールやデモンストレーションコーナーを備えた次世代店舗。2016年10月に第1号店をオープンして以降、18年12月20日現在全国56店舗を展開しており、20年度までに全国200店舗に広げる予定だ。
三菱自動車と九州三菱自動車販売は、「電動DRIVE STATION」の展開やEV・PHEVの普及を通じて、エネルギーの有効活用と、災害に強い地域づくりへの貢献を目指していく。
※1 電動DRIVE STATIONの詳細情報は以下のサイトを参照
URL:http://www.mitsubishi-motors.co.jp/special/dendo/
二又瀬店URL:https://map.mitsubishi-motors.co.jp/search/showKyoten.do?tenpoCD=810281
※2 「V2H」…「Vehicle to Home」の略で、電動車に蓄えた電気を家に供給するしくみのこと