日産自動車は11月22日に開催した取締役会でカルロス・ゴーン氏の会長職を解き、ゴーン氏とグレッグ・ケリー氏の代表権を解くことなどを全会一致で決議し、プレスリリースを発表した。以下は、日産から出たリリースである。

日産自動車 取締役会の決議事項について




日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:西川 廣人)は本日、本社にて取締役会を開催しました。


冒頭、本事案の重大さを確認した上で、ルノーとの長年のアライアンスパートナーシップは不変であり、日常の協力関係、協業への影響度や動揺を極力少なくしていくことが、我々の使命であることを確認しました。


その後、内部調査による詳細報告を精査した上で、下記の通り全会一致で決議しました。






<決議事項>


• 1. 取締役 カルロス ゴーン氏について、会長職を解くこと。


• 2. 取締役 カルロス ゴーン氏について、代表権を解くこと。


• 3. 取締役 グレッグ ケリー氏について、代表権を解くこと。


• 4. 当社のガバナンス管理体制および取締役報酬にかかるより良いガバナンスについて、独立した第三者の提言を適切に取り入れるための委員会の設置を検討する。


• 本件の進め方については、社外取締役の豊田 正和氏、井原 慶子氏、ジャンバプティステ ドゥザン氏の三名に委任する。


• 5. 取締役会長選任については、豊田 正和氏を委員長とし、井原 慶子氏、ジャンバプティステ ドゥザン氏によって構成される委員会を設置し、現取締役の中から取締役会長候補を提案する。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 カルロス・ゴーン前会長逮捕で11月22日に日産が出したリリース