これはミドルクラスでもショーファーリムジンとして使われることが多い……というわけではなく、ドライバーズカーでも「どうだ! 広いだろう」と自慢したいから、という中国人の嗜好によるものだそうだ。
そんなわけで広州モーターショーで早くも登場したプジョー508のロングバージョン、その名も「東風(DongFeng)プジョー500L」をとくとご覧あれ!
全長は標準ボディよりも100mm伸びて4856mm、ホイールベースは55mm伸びて2848mmとなった。標準ボディを基準に絶妙なバランスでデザインされたはずの508のエクステリアだが、こうして見るとこれはこれで妙にカッコイイから不思議だ。
肝心のリヤシートの写真がまだ入手できていないが、伸ばされたホイールベースの恩恵はほぼすべてリヤパッセンジャーの足元スペースの拡大に充てられている模様だ。
508の日本上陸はもう少し待つ必要がありそうだが、一方の中国では専用ボディまで登場。なんだかちょっと羨ましい。