クルマの乗降時や使用時のその動作や動作の感触向上に特化した技術のおかげで、ドライバーや乗客は、より直感的にクルマを体験することができるようになる。自動車市場向けにこの先進技術を開発し続けるために、マグナは、Haptronikの買収契約を締結することにより、先進動作制御ソフトウェアに追加投資し、マグナのメカトロニクス(電子機械工学)製品においての市場地位を強化する。

 Haptronikは、メカトロニクス製品の動作を制御するソフトウェアに特化したテクノロジー企業。ドイツのドレスデンに拠点を置くHaptronik
は、ドアやリフトゲートなどの電動システムの動作制
御や動作感覚・感触を向上するアルゴリズムを開発している。




 メカトロニクス、ミラーズ、ライティング部門のプレジデント
であるJohn O’Hara氏は「新しいモビリティのエコシステムが進化し続ける中、この買収契約で、現在と未来において、ユーザーにクルマの乗降時や使用時に経験してほしい体験を提供することが可能になります」とし、「Haptronik チームは、この分野のエキスパートで、メカトロニクス製品のサプライヤーと言えば、マグナという地位をさらに強化してくれます」とコメントしている。




 この最先端の技術ブースターは、マグナの電動システム製品群、特に SmartAccess power door experience の強化につながり、製品技術の差別化になる。スムースでドアの開け閉めが楽なだけでなく、このソフトウェアは、急閉防止やバーチャル・ドア・チェッカーなどの機能を可能にする。




 諸条件や手続きをクリアし、2019 年の第1四半期中にこの買収契約の最終合意に達する予定。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 マグナ:HAPTRONIKを買収することで先進動作制御ソフトウェアに投資