歴代レーシングカーとともにコースを駆け抜けるアトラクションとあって、タイムスケジュールが近づくと、787Bが展示されているピットには大勢のファンが詰めかけた。走行がスタートすると、久々にサーキットに響き渡る心地よい4ローターサウンドに酔いしれた。
グランドスタンド裏のイベント広場は「カスタマイズカー展示」スペースだった。
ここではオートザムAZ-1の「展示」に目を奪われてしまった。ミリ単位で調整したと思われるほど、ピシッと綺麗に駐車していた。素晴らしい!!
マツダのモノ作りに賭ける意気込みが表れたイベント
ピットビルAの屋上にも、「これでもか!」というほど数多くのコンテンツを用意していた。
写真は「モノ作り展示/体験」「技術展示/実演」エリア内にある「鼓動デザインへの取り組みを紹介」するコーナーのひとつ。
「フロントエンド制度保証への取り組み」を紹介し、空気抵抗の低減による燃費低減だけでなく、万一の事故の際には乗員や歩行者の被害を抑えるメリットがあることを紹介していた。
癒しの空間となっていたのは「秋田犬ふれあいコーナー」だ。
平昌五輪の活躍で世界のヒロインとなった、あのザギトワで一躍注目された秋田犬は、国指定の天然記念物でもあり、実はなかなか街で会うことができない。感受性が高く、従順な秋田犬は愛くるしく、このイベントに来場したほとんどの人が訪れたのは間違いない。もふもふ、かわいかった!
ピットビル2Fでは「人馬一体体験」「先進安全装備体験」というふたつの講座スペースのほか、「スマホ写真塾」や女性来場者が訪問した「BeauTEAサロン」などを展開。
そのなかでも、クルマ好きに刺さったのが「次世代技術&デザイン展示」である。モーターショーさながらに「KAI CONCEPT魅」を展示。その美しいボデイラインをジックリと見るだけでなく、隣の講演会場ではチーフデザイナーらによる座学も用意されていた。マツダデザインの秘密が明らかにされた。