ジャガーI-PACEの発表会のために帰国した。
「シビれるジャガー」なるI-PACEのキャッチに掛けたジョークも飛び出すなど、
ケガからの復帰後、順調なシーズンを送っていることをアピールした。
男子テニスの全米オープンでベスト4に入った錦織圭選手が、日本のファンと報道陣の前に姿を現した。自身がアンバサダーを務めるジャガー初のピュアEV、「I-PACE」の発表会に登壇したのだ。
大坂なおみ選手の優勝に話題をかっさらわれた感は否めないものの、錦織選手のベスト4も称賛に値する結果だ。ましてや彼にとって2018年は右手首のケガで約半年を棒に振った後の復帰シーズンであることを考えれば、むしろ上出来すぎる結果と言えるのかもしれない。
「実は発表会の前にちょっと運転させてもらったのですが、とても静かで乗り心地がよく、そのうえ予想を上回る力強さに驚きました。デザインもスポーティで、いかにもジャガーらしいですね」
「練習の拠点を置くアメリカのフロリダでは、毎日ジャガーに乗って移動しています。運転中はひとりでリラックスできる貴重な時間で、好きな音楽などを聴いています。日本の歌が中心ですが、洋楽もたまに聴きますよ」
『シビれるジャガー』というキャッチコピーの感想を振られると、「僕、ナマズを触って本当にシビれた経験があるんですよ(笑)。あれは本当にシビれるんですよね。ビックリしました。それはともかく、プロのテニスの試合は、本当にシビれる経験の連続です。ジャガーも運転が好きな人にはたまらないシビれるスポーティさを持っているということなんだと思います」と、ジョークを交えつつ、自身の経験とジャガーのキャラクターを重ね合わせた。
「ああ、それと大坂選手の全米オープンの決勝には本当にシビれました。彼女はまだ若いし、これからますます僕らをシビれせてくれると思いますよ」と後輩を立てることを忘れなかった。
10月1日には、復帰後初の日本での試合となる楽天ジャパンオープンが開幕する。多くのファンの目の前で、力強く生まれ変わった姿を見せてくれるはずだ。