特に商用車などは、いい例だろう。中でもハイエースやプロボックスなど、“働くクルマ”として造られてはいるものの、“働く者”のことはあまり考えられていないのが実情だ。現に、私が親しくしているKカメラマンは、多くの機材を詰めることを理由にサクシード(プロボックスの姉妹車)を購入したが、出来の悪いシートのせいで、元々悩まされていた腰痛が悪化し、移動するのも困難な状態に見舞われてしまった。
メーカーに対して悪くは言いたくないが、働くクルマを造っているのであれば、コストばかり安価にするだけでなく、もう少しドライバーファーストの理念をもって、シートにも配慮してほしいと願うばかりだ。
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