なぜならフェードしたらヤバイから。
と、言われ続けている、
というわけで、まずはフェードの解説から。
フェードとは、パッドに熱が加わったときに、摩材を固めている樹脂などからガスがもくもくと発生。そのガスによってブレーキパッドがローターから浮いてしまい、ブレーキがまったく効かなくなること。
ドライアイスをテーブルに置くと微妙に浮いて、とんでもなく滑るのと同じだ。
このフェードは樹脂成分が多い純正パッドでは、それほど高くないローター温度から起きる。400℃くらいから起こるといわれている。
対してスポーツパッドは金属成分が多く、フェードしにくく作られているので、ものによっては700℃や800℃でも耐えると言われる。