というわけでそこかしこで見かけるN-BOX。ウチの近所にも何台かが停まっていて、だけどふと思った。非常に似通ったデザインであえて2代目がデビューしただけに、これは先代なのか新型なのかがわからない。そこで、同寸にして新旧を並べてみることにした。
新型:3395 × 1475 × 1790 × 2520 mm
先代:3395 × 1475 × 1670 × 2520 mm
なるほど、寸法だけ眺めても全高値以外に違いがない。見分けがつかないのも無理はない。さて、どのような違いがあるのだろうか──。
左が新型、右が先代。横から眺めると結構違う。先代はフェンダーラインをホイールアーチとそろえて円弧としているのに対し、新型は直線的にスパッと切り落としたような形状をとる。新型はクラムシェル型エンジンフードなのも特徴だ。再びフロントフェイス。左が新型、右が先代。非常に似通ったデザインであることがわかる。フェンダーアーチがそのままアンダーグリルのラインに続いているのが旧型の特徴。いっぽうで新型はミドルグリルがアッパーグリルと一体化するデザインである。左が新型、右が先代。リヤビューは結構異なる。新型はリヤテールランプが大型化、リヤグラスにまで割り込む形状とした。先代はハッチオープナーが独立してライセンスプレートの下に設けられている。