実際、日本の公道で認められている最高速度は、新東名と東北自動車道の一部区間で運用されている110km/h。なので、それ以上のスピードを体感したことのある人は法を犯したことがあるか、高速型のサーキット走行を体験したおとがあるというわけだ。ちなみに、国産車には180km/hにスピードリミッターが設定されていて、実質的にはこのスピードが実質的な最高速ということになる。
編集部の経験的には、現在の市販車なら1500ccクラスのクルマなら余裕でこのスピードリミッターまで到達する性能を持っているし、1000ccクラスでもおそらく到達するであろう。
で、今注目を集めている身近なチューニングベースであるスイフトスポーツ。チューニングメーカー各社も車両を用意し、積極的にパーツの開発を進めているのだが、取材をするなかで各社に『何キロでます?』と質問しても明確な回答を得ることができなかったのだ。
たしかに、サーキットで何秒という数値ならユーザーでも試すことができるし、ゼロヨン大会などに参加すれば加速性能のデータを得ることはできる。最高出力なら、各社が有する設備(シャーシダイナモ)などで計測することも簡単なことだ。最高速が何キロでるのかというデータの収集は、チューニングパーツメーカークラスであってもハードルの高いものだというわけだ。
というわけで、ささいな疑問から企画として進められたのがスイフトスポーツの加速&最高速テスト。超ハイパワーチューンドにも慣れているオプション編集部が、テストコースを用意してまじめにテストした結果を紹介しよう。
スイスポって200km/h出るんだろうか?
出た!! 全車200km/hオーバー!!
BLITZ
TRUST
HKS
オプション 500号! 2018年9月号
■500号記念 特別企画 新東名 チューニングカージャック
東名(高速)レースに集まる走り屋たちに原点を持つオプションの500号を記念し、当時の東名ラーサーから、新鋭のチューナーまでを新東名に集めました。新東名に25台、各カテゴリーのチューニングカーが一同に介する写真に説明はいらない程の内容です。といいつつ、レジェンドなチューナー、若手チューナーも入り交じり、世界に誇る日本のチューニング像をカテゴリー分けして紹介するとともに、チューニングの今昔を伝えます。
■3台メーカー、新世代社長×Dai チューニング史 40年を越え、3大チューニングメーカーの社長もそれぞれ代替わり。また、自動車の世界もEVへのシフトなど変革のタイミング。そのあたりを踏まえて、創刊者稲田大二郎と各社社長が対談。HKS/トラスト/ブリッツ
■スイスポチューン中間報告
注目度も高く、各車が開発に力を注ぐ スイスポ (スイフトスポーツ)をテストコースに招聘し、加速・コーナリング、最高速など全開性能テスト。
■東西 RX−7 ピックアップ!!
7/7恒例のRX−7ミーティングから注目の車両を集めてピックアップ。