会期中、傷がいのある方も含めたすべての人々に、移動の自由を提供することにチャレンジ。東京の臨海副都心地区、羽田地区の特定エリアにおいて、自動運転の実証実験やデモンストレーションを行なう予定だ。
2017年の東京モーターショーで発表されたコンセプトカー、人の感情や嗜好推定を人工知能によって行なう“TOYOTA Concept-愛i”のデモンストレーション走行をオリンピック期間中に実施する。
次世代のモビリティサービス専用電気自動車“e-Palette”は、選手村での選手、大会関係者の移動を支援する。
2017年に発表され、目にすることも俄然、増えてきている新型タクシー専用車JPN TAXIは、オリンピックで東京に訪れる世界中のお客様を迎える。
クルマとバイク、両方のポテンシャルを備えた新発想の都市型モビリティである小型電気自動車i-ROADは、大会の警備スタッフ用として使われる。
また、自動車生産に於いて活用されている「問題を顕在化・見える化」「ジャスト・イン・タイムによる生産性向上」を軸としたトヨタ生産方式(TPS)を大会関係者の輸送支援に活用することも注目だ。これは大会公式車両に車載通信機DCMを搭載し、収集したビッグデータを分析することで、交通状況の把握。大会の輸送拠点を中心として、車両の歯医者や輸送計画を効率的に行なうというものだ。
こうした目的を支える、2020年東京オリンピックに向けてのトヨタの新型モビリティの詳細は、追って発表される予定となっている。