ウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリングは2020年から2023年までの間、世界ラリークロス選手権車両のバッテリーの単独サプライヤーとなることをFIA(国際自動車連盟)と合意した。

 マニラにて開催された世界モータースポーツ評議会において、2020年より現行の「FIA世界ラリークロス選手権」を電気自動車によるレースカテゴリーに変更することが採択された。この時、ABB FIA フォーミュラEにおいて大会初年度からサプライヤーとしての実績があるウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリングが同じく単独サプライヤーとして選定された。




 ウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリングのCraig Wiliams氏は「ウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリングはFIA世界ラリークロス選手権の電気化への大きな力となれることをうれしく思う。我々はFIA フォーミュラEを開催初年度からサプライヤーとして参加しており、世界レベルの支援をラリークロス選手権参加チームに提供できるだろう」とコメントした。




 ウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリングはバッテリー分野におけるデザインや流通技術のイノベーションが評価され、英国の企業に授与される賞では最高の誉れである2018年英国女王賞・企業部門を受賞している。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 ウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリング:EV化が決定したFIA 世界ラリークロス選手権のバッテリーサプライヤーとして提携