2017年からドゥカティに在籍しているスペイン人ライダー、
ホルヘ・ロレンソがホンダのワークス「レプソル・ホンダ・チーム」へ
19年に移籍することが正式にホンダからアナウンスされた。
2008年に2輪レースの最高峰クラスであるMotoGPに昇格し、ヤマハのワークスライダーとして、10年、12年、15年と3度のワールドチャンピオンに輝いたホルヘ・ロレンソ(スペイン人/31歳)が、17年から在籍しているドゥカティからホンダのワークスである「レプソル・ホンダ・チーム」に移籍することが正式決定した。
ドゥカティではなかなか勝ち星に恵まれず、自身のライディングスタイルとの相性の悪さなどがメディアなどでも指摘され、引退説まで囁かれていたロレンソだが、つい先日の第6戦イタリアGPでようやく移籍後初勝利を挙げたばかり。だが、すでにドゥカティがチームメイトのアンドレア・ドビツィオーゾを中心としたチーム体制を敷いていることは明白で、ロレンソの去就に注目が集まっていた。
なお、長きに渡ってレプソル・ホンダに在籍してきたダニ・ペドロサは、19年以降のチームからの離脱を数日前に公表している。ロレンソとホンダの契約は19-20年の2年間で、25歳にして4度もMotoGPタイトルを獲得しているマルク・マルケスと最強のタッグを組むことになる。