BMWから供給されるエンジンは3種類と噂され、最上位グレードのZ4 M40iはもっともパワフルな3.0ℓ直6ターボを搭載。2.0ℓ4気筒ターボは200psと269psの2種類の出力で、それぞれs20iとs30iというグレード編成になる見込みだ。
変速機はDCTのみで、MT仕様は用意されない模様。前後重量配分は50:50と理想的な数値になることなどが判明している。なお現時点ではハイブリッドモデルがカタログに載る可能性は低いという。
トップグレードのM40iは電子制御ダンパー、ローダウンスポーツサス、新開発フロントアクスル、M軽合金ホイール、Mスポーツブレーキ、電子制御デファレンシャルなどでライバルモデルに対して新基準となると謳っている。
新型Z4の開発の場となったミラマは、ドイツのスポーツカー開発の聖地、ニュルブルクリンク・ノルトシュライフェと同様にスポーツカーを鍛え上げるには最適の場であるとしている。30年以上にわたりBMWの新型車を開発してきたほか、BMWモータースポーツのテストにも使用されており、スラローム、ハンドリング路だけでなく、高速周回路、さらに多彩な路面を備えているという。