去る5月15日にマツダの国内生産数の累計が5000万台に到達。


防府工場にて小飼雅道代表取締役社長兼CEOをはじめ、役員、労働組合関係者らが出席する記念セレモニーを実施した

式典にて小飼社長は、


 「今から86年前に自動車をつくり始め、この度国内生産累計5000万台を達成しました。年間で約100万台を生産しても50年を要する計算となり、いかに長い歴史を積み重ねてきたかを示しています。


 今後もマツダは、さまざまな取り組みを通じて、強固なブランドの構築を図って行きます。また、防府と広島の両工場は進化を続け、技術・技能を海外の工場に速やかに展開するマザー工場としての役割を果たしてまいります。


 日本のモノづくりが誇る技術力を体現する生産拠点として、これからも皆さんと共に取り組んでまいる所存です。」


と述べた。

1931年発売のマツダの第1号車 DA型三輪トラック

1960年に生産を開始した軽自動車R360クーペ

1954年発売のCHTA型三輪トラック

 マツダは1931年に広島で三輪トラックの生産を開始。その後1960年に軽自動車「マツダR360クーペ」の生産を開始し、乗用車市場に本格参入を果たした。


 1982年に山口県防府工場における車両生産が始まり、以降国内では広島工場との2拠点で生産を行なっている。


 これらの国内工場では複数の車型を同じラインで生産できる独自の「混流生産」を行なっており、マツダのビジネス規模に適した「多品種少量生産」を実現し、商品競争力、多様性と量産効率を両立。さらにここで確立した生産技術は海外工場にも順次展開されている。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 マツダが国内生産累計5000万台を達成!