5月27日に福井県で開催される第2戦「恐竜 勝山」大会を前に、ラリーに参加して感じたことや、コ・ドライバーのオモシロさや難しさ、そして第2戦の豊富について語ります。
TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジ(以後ラリーチャレンジ)は、とても賑やかでお祭りみたいな雰囲気と温かさのある大会でした。
サーキットでのレースは、「バトル」というイメージがまず頭に浮かびますが、ラリーチャレンジは時間がある時にはライバルどうしでお話ししたり、すれ違うクルマと手を振りあったりというシーンもありました。
地元の方もたくさん応援に来てくれていて、旗や手を振りながらエールを送ってくれたりと、温かさを感じたラリーでした。
ラリーにおいて一番肝なのはSSですが、特にレッキ(注1)が肝心だなということ実感しました。
初参戦に向けてYOUTUBEの動画を見たりウェブを調べたりしましたが、レッキの2回目はあっても1回目が映像ってなかなかなかったり、練習しないと上手にノートを作れません。ノートを上手く作れないと走りにも影響が出てしまいます。アタック中の作業も大切ですが、レッキでドライバーのサポートを行なうための内容をドライバーのコメントからどれだけ拾えて、実際のアタック中には必要な情報だけをいかに伝えられるかが重要なのだということを、本当に実感しました。
私自身はクルマを運転するにあたっては、コース等を理解したうえで運転したほうが運転しやすく、直感で運転するタイプではないで、今回コ・ドライバーが経験できて本当に勉強になりましたし、コ・ドライバーができて良かったと思いました。
(注1・レッキ・・・競技前にコース試走。コ・ドライバーは、レッキ中にドライバーが発する情報を書き留め、走行中にナビゲーションするためのノートを作る)
第2戦はクロエリさんのスケジュールの都合でドライバーさんが代わります。ラリー初参戦の菊地亜利沙選手となります。お互い初心者同士になるので、第1戦とは状況がかなり変わると思います。
クロエリさんはラリー経験が豊富なので、レッキでの距離のコメントがかなり正確でしたし、SSのグラベル2回目でミスをした時も冷静に判断し運転しながら楽しんでる感じにも見えるくらいでさすがクロエリさん!と思う感じでした。
でも第1戦でクロエリさんや先生方、監督から教えて頂いたことや経験し学んだことがたくさんあるので、それを第2戦では活かしてしっかりやろうと思います。そして、ドライバーさんとのコミュニケーションをしっかりとり、レッキでたくさんの情報を上手く拾って必要なことだけを伝えられるよう頑張りたいです!
シーズン通して梅本まどかにコドラで参戦してもらえて良かったなと思って頂けるように頑張ります!
TEXT:梅本まどか 写真:深田 昌之、梅本まどか
<TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジ第2戦について>
~大会基本情報~
■開催地:福井県勝山市
■日程:5月27日(日)
■サービスパーク:スキージャム勝山(福井県勝山市芳野170−70)
■路面:舗装路および未舗装路(ミックス)
■SS:6(SSトータル距離:10.02km)
■総走行距離:47.74km
~観戦ポイント~
メイン会場となる「スキージャム勝山」の駐車場は無料、観戦コースの観戦も無料となっています。さらに当日は、スキージャム勝山に至る「法恩寺山有料道路」も終日通行料無料となるというスペシャルな環境です。
10時からスキージャム勝山敷地内の駐車場グラベル(未舗装路)コースと林道を利用したショートターマック(舗装路)コースを走行した後、「勝山市役所前」で11時からセレモニアルスタートが行われます。
(★参考及び引用:TOYOTA GAZOO Racingウェブサイト)
当ラリーの詳細は、TOYOTA GAZOO Racingのウエブサイト(https://toyotagazooracing.com/jp/rallychallenge/report/2018/03/)
また、大会公式サイト(https://toyotagazooracing.com/jp/rallychallenge/join-entrant/2018.html#rd3)をご覧ください。