車両を製作したのはホンダドリーム八王子。基本的には実用性を高めるカスタムが主軸とし、ウインドシールドを装備したりリヤキャリアの大型化、タンデムシートの追加などが行われている。
スーパーカブといえば路面スポークホイールが特徴の一つだが、アジア製カブのホイールを移植し、同じ17インチのままキャスト化を実現。スポーティな外観を手に入れると同時に、チューブレスタイヤとなったことでパンクに対する耐性も高められた。
スクエアデザインの先代スーパーカブから、新型は丸型のヘッドライトカバーに変更され、ずいぶんとカブらしくなったと好評を得ているが、」上下2分割のクリアレンズがちょっと近代的すぎる……」という声も。こちらのヘッドライトはプロテック製に換装済み。キャブ車当時のカブを彷彿とさせるヘッドライトカバーを採用。オリジナルのLEDバルブも採用しているので、レトロな外観とは裏腹に視認性は抜群に優れている。
スーパーカブのカスタムの歴史の中で、外すことができない項目が、レッグシールドレス化。これによってビジネスバイクなイメージをちょっぴり払拭できる、走行風を浴びて。必要なパーツはクロスカブ110の純正サイドカバーとセンターカバー、エアクリーナーシュラウド、ボルト類。ハンドルを切った際にフロントフォークカバーとサイドカバーが干渉するので、一部カットが必要となる。
■その他装着パーツ■
アウトスタンディング・フロントキャリア
アウトスタンディング・ベトナムキャリア
スペシャルパーツ武川・フロント/リヤウインカー
スペシャルパーツ武川・テールレンズ
ホンダ純正・ピリオンシート etc.