なお、本ケーブルの建設・運用には、株式会社 海外通信・放送・郵便事業支援機構 (JICT) の開発支援金や、NECキャピタルソリューション株式会社を含む日本企業からのシンジケートローンが活用されている。
NECは、過去40年以上にわたり海底ケーブルシステム事業を手掛ける海底ケーブルのトップベンダー。地球6周分のべ25万kmを超える敷設実績があり、特に日本を含むアジア・太平洋地域で強みを有している。また、陸上に設置する光伝送端局装置・光海底中継器・光海底ケーブルなどの製造、海洋調査とルート設計、光海底ケーブルシステムの据付・敷設工事、訓練から引渡試験まで、全てをシステムインテグレータとして提供している。なお、日本で唯一、深海8,000メートルの水圧に耐えられる光海底ケーブルを製造可能なNECの子会社であるOCCが、本ケーブルの製造を担当している。