富士通クラウドテクノロジーズは、データサイエンスを活用して事業課題の解決や新規領域創出に取り組む企業をビジネスとテクノロジーの両面から支援するソリューション「IoTデザインセンター」を2015年から提供している。今回、多数の企業向けデータ分析の実績があり、AIのアルゴリズム開発に強みを持つDATUM STUDIOと協業することで、より高品質なデータ分析レポートをより迅速に顧客へ提供することが可能になる。
また、富士通クラウドテクノロジーズはIoTによるデータ取得から活用までの包括的支援に関して、DATUM STUDIOは取得データに合わせた独自のアルゴリズム開発およびカスタマイズに関して、それぞれ独自の知見とノウハウを有している。連携を通して相互に情報共有し、データ活用支援領域における新規ソリューションを共同で企画することを目的に、この度の協業に至った。
【参考 : 「IoTデザインセンター by ニフクラ」の活用例】
① 製品の稼働データを活用し、リアルタイムでの故障予知モデルを構築。
メリット : メンテナンス費用削減 / 顧客満足度向上 など
② 製品の画像データを活用し、不良品判定モデルを構築して不良品判定を自動化。
メリット : 人件費削減 など
③ 製品の購買情報、口コミ、利用/消費状況のデータを活用し、潜在顧客の予測モデルを構築。
メリット : 適切なマーケティング施策による売上増加 など
④ POSデータ、在庫情報、天候データを活用し、需要予測モデルを構築。
メリット : 固定費、過剰在庫、人件費の削減 など
⑤ 顧客の店舗内滞在時間データを活用し、混雑予測モデルを構築。
メリット : 固定費、人件費の削減、混雑予測可視化による顧客満足度向上 など
⑥ 売上データ、従業員シフトデータ、実働データを活用し、最適シフト予測モデルを構築。
メリット : 人件費の削減 など