リチウムイオンバッテリーは車体中央のフレーム内に設置。マスの集中と高重心化に寄与していそうだ。トライアルらしい乗り心地も確保されているに違いない。
会場ではテストライダーを務めるトライアル国際A級スーパークラスの砂田真彦選手がE-TRで走行する映像も放映していた。最高出力10kWに最高トルク18N・mと十分なモーターのパワーを活かして岩場を軽々と乗り越えていく姿に、かなりの将来性を感じた。
現在はまだ15分程度の走行が限界とのこと。今後の開発が待たれる。ちなみにモーターユニットは汎用化を見据えたもので、単体での出品もあった。これさえあれば、お気に入りのバイクの電動化も夢ではない。