また、各後輪の後ろにある彫りの深いCFRP製ダクトにより、リアホイールアーチから高圧の空気を素早く送り出すことで、ダウンフォースのバランスを整えている。
その結果、繊細かつ滑らかなシルエットを描きながら、「エヴォーラスポーツ410」に対し50%アップ、「エヴォーラ400」に対し実に3倍となる最大96kg(305km/h時)のダウンフォースを発生することに成功した。
そのほか、フロントアクセスパネル、ルーフパネル、スポイラー一体型ルーバー付きワンピーステールゲート、フロントエアブレードシステム、リアホイールエグジットポート内エレメントなどの各部にCFRPを採用し、フロント19×8J、リア20×9.5Jの超軽量鍛造アルミホイールを標準装備。
そのほか、フロント235/35R19、リア285/30R20のミシュラン・パイロットスポーツカップ2および、側面負荷の小さいアイバッハ製超軽量スプリング、ビルシュタイン製スポーツダンパーを組み合わせた「スポーツ・サスペンション・パッケージ」を標準装備。
また、ビルシュタインノンアジャスタブルダンパー(ツーリング仕様)とミシュラン・パイロットスポーツ4Sからなる「ツーリング・サスペンション・パッケージ」を無償オプションとして用意している。
ブレーキは前後とも、APレーシング製4ピストンキャリパーと軽量2ピース・クロスドリルドベンチレーテッドディスク(フロント370mm×32mm、リア350mm×32mm)。6速MT車にはトルセンLSDが標準装備される。