ドイツ・フォルクスワーゲングループは3月5日、翌6日より開催されたジュネーブモーターショーの前夜祭「フォルクスワーゲン グループナイト ジュネーブ - 未来を形作る、アーバン モビリティ」において、自動運転モビリティ「セドリック」の新バージョン「スクールバス」を世界初公開した。

フォルクスワーゲン・セドリック・スクールバス

昨2017年のジュネーブショーで発表された「セドリック」、「セドリック42」、「セドリック・ナイトライフ」に続く「セドリック・スクールバス」は、「セルフドライビング システム(SDS)」を実装することにより、“ワンボタン”と呼ばれる操作エレメントのボタンを押すだけでいつでも、どこでも、誰もが呼び出せ、ドアtoドアで移動することを可能にした、自動運転EVのスクールバス仕様。




内外装ともスクールバスのデザインを採用し、ひとつの大きな塊のようなプロポーション、頑丈なボディピラー、広々とした室内スペースによって、このクルマの親しみやすいキャラクターを強調した。

フォルクスワーゲン・セドリック・スクールバス

このクルマの運転体験は、免許なしでも楽しむことができる。イエローとブラックの基本色にグラフィティ(落書きのようなデザイン)を配したエクステリアは、セドリック・スクールバスが従来のスクールバスとはまったく異なる、先駆的なデザインであることを明確に示している。

フォルクスワーゲン・セドリック・スクールバス

その若々しいルックスはインテリアにも反映されている。ステッカーで飾られたアルミ製のボックスが4座のうち2座のベースとなるほか、 大型OLEDディスプレイとして設計されたフロントウィンドウでは、ターゲット層に合わせたオンボードエンターテインメントが上映される。




これらにより、「通学はシンプルで安全、かつ楽しい旅へと変わり、子供たちの通学時間はとても短く感じられるようになるはず」と、フォルクスワーゲンは自信を示している。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 VWが自動運転モビリティ「セドリック」の新バージョン「スクールバス」を世界初公開!【ジュネーブモーターショー2018】