何しろ見るからに遊び心満載のデザインがオシャレで可愛らしい。そんな待望のモデルが昨日(2月5日)ついに正式なリリースが発表された。2月23日から年間5200台の販売計画で新発売されるのである。ちなみにクロスカブ50はスーパーカブ50より6万円程高い29万1600円。クロスカブ110 は33万4800円也。
さてそのルーツは1964年デビューの90トレイルCT200 に行き着くが、良く知られているのは1980年以降世界各国で販売されてきたハンターカブである。クロスカブはその血統を受け継ぐ最新モデルだ。搭載エンジンはスーパーカブ50/110それぞれと基本的に同じ。水平に伸びたダウンタイプのマフラーも同様だがスリットを開けたマフラーのヒートガードはハンターカブのそれを彷彿とさせた(ハンターカブはアップマフラーではあるが)。
また何よりもレッグシールドを廃し、アンダーボーンフレームをシッカリと骨太なイメージに見せたカバーリングデザインが個性的。フレームマウントされたLED ヘッドランプ周囲のキャリアとガードや持ち手を兼ねる細いパイプワークも、機能的部分とヘビーデューティなイメージが強調されて明るいカラーバリエーションも含めてなかなか魅力的だ。