NEXCO西日本は、3月18日新名神高速道路(E1A)川西IC(インターチェンジ)~神戸JCT(ジャンクション)を開通させた! 関西の新しい動脈バイパスとして、渋滞回避はもちろん、災害時の物流生命線としての機能も担う新高速道路の開通といえる。

上下線ともに、「オービスなし」を確認!

交通取締情報局では早速現地調査隊を派遣! 今回開通した新東名高速の上下線ともに、「オービスなし」を確認した。




中国道の宝塚トンネル付近は全国でも有数の渋滞多発箇所。今回開通した高槻~神戸の通過所要時間は、通常時 約 6分、朝夕時 は約10分。年末年始やゴールデンウィークはなんと、1時間近く短縮される見込み(NEXCO西日本調べ)とのこと!




また、最新の高速道路ということで、第2東名同様の高耐久高機能舗装や、ドライバーの運転負荷を減らす最新装置が導入されている。とは言え、開通初日の18日夕刻には、上り線で2台の車が絡む事故があり、神戸ジャンクション付近で渋滞が発生した。




快適すぎてついスピードが上がってしまうスーパーハイウェイなので、みなさんくれぐれも安全運転で!




なお、新名神高速としては、高槻~大津間、そして亀山西~新四日市間の開通で、名古屋から神戸までの全線開通となる。



※今回開通部分


・延 長 : 16.9km(川西IC~神戸JCT)


・車 線 数 : 4車線(6車線) ()内は完成時車線数


・開 通 I C : 宝 塚


・区間建設費用:7700億円

☆ 新サービスエリアは、早くもご当地新名所になりそう!?

新設された「宝塚北SA」は上下線集約サービスエリア。宝塚市は漫画家の手塚治虫氏のゆかりの地であり、「鉄腕アトム」や「火の鳥」のオブジェが。




また、宝塚歌劇団にちなんだコンセプトデザインが施設各所に施され、セレクトショップゾーンにも関連グッズが並ぶ。全体の印象はまるで高級ホテルの雰囲気だ。開通2日目となった平日昼間でも、外まで行列ができる人気となっていた。







☆ 日本初導入!赤、青、緑のトンネル照明ペースメーカーライト

走行車両の横を緑のLED照明追従しつつ点灯。自車スピードが速すぎる場合には若干遅く、逆に遅すぎる場合には若干早く照明を先行させることで、アップダウンとトンネルの多い区間のすべてのクルマの走行スピードの均一化を狙う。




さらにこの照明は、故障車や落下物を黄色、事故時は赤色へ! 視覚による最先端走行支援テクノロジーなのだ。実際に走ってみる。特に自車が遅すぎる場合、緑の照明が若干前に出てくれるて安心感と共に加速ができた。




黄色や赤色に遭遇することはなかったが、オービス発光の瞬間(!)同様、ドライバーには相当のインパクトを与えそうだ。





なので!

スピードの出しすぎには、くれぐれもご用心!

情報提供元: MotorFan
記事名:「 速攻現地調査でオービスなしを確認! 天空を走る渋滞回避バイパス、新名神高速道路【交通取締情報局】