PVCはその名の通り、ベトナム最大の国営エネルギー企業であるペトロベトナム傘下企業で、ベトナム初の配管コーティング専門会社。2010年の工場操業開始以降、最新設備を用いて着々と施工実績を上げる一方で最新技術を積極的に取り入れており、ベトナムでコーティング技術向上をけん引する、最もイノベーティブと評価されている企業でもある。
当覚書は、PVCとの協力関係を活用し、昭和ホールディングスが営業・施工協力、および原材料売買を担う形で、ベトナムにおける事業拡大を目指すもの。この業務提携はまた、PVCが新しい技術を習得するきっかけともなる。このような相互互恵提携関係を、PVCと長期的かつ緊密に築き上げる。 昭和ホールディングスグループとしては、2015年8月に現地法人を開設して以来、ベトナム市場でゴムライニング事業拡大に努めてきた。当覚書締結はその中の一つの成果であり、さらなる発展の大きな一歩となる。 締結式にはPVCから副社長 レ・ホン・ハイ(Le Hong Hai)氏、コマーシャル部 部長 ファム・ホアン・サン(Pham Hoang Sang)氏、経済技術部 副部長 フィン・キム・ダオ(Huynh Kim Dao)氏、経済技術部 ヴォ・ミン・トゥン (Vo Minh Tung)氏が、また昭和ホールディングスグループから、SBNV社長 土屋海晴氏、Showa Rubber (Thailand) Co.,Ltd. 社長 宗宮保氏、昭和ホールディングス専務取締役・兼昭和ゴム会長 渡邊正氏、並びに昭和ホールディングス代表取締役最高経営責任者 此下竜矢氏が出席した。