住友ゴム工業は、テニスコート事業拡大のため、国内テニスコートの設計・施工会社であるスポーツサーフェス株式会社を子会社化するためのすべての手続きを完了した。

スポーツサーフェス株式会社は、世界テニス4大大会のひとつである全米オープンの会場にも採用されている、米国のテニス用ハードコート「DecoTurf(デコターフ)」の日本での独占販売・施工権を持つ会社である。ハードコート以外にも砂入り人工芝や照明施設、ネットフェンスなどの設計・販売・施工までテニスコートに関わる総合的なサービスを提供している。


住友ゴム工業は、1983年に日本で初めてテニス用砂入り人工芝「オムニコート」を販売し、30年以上にわたり多くのテニスプレーヤーとテニス施設関係者に愛用されている。今回の子会社化により、砂入り人工芝に加え、世界標準のハードコートの設計・施工も提供できる体制となった。住友ゴム工業今後も日本のテニスプレー環境の整備に貢献するとともに、体育施設の事業拡大を進めていく。






■「DecoTurf」概要




世界で多くの実績を誇るテニス用ハードコート。日本では「有明コロシアム・有明テニスの森」や各地の国体会場、有力大学で数多く採用されている。

■スポーツサーフェス株式会社 概要


所在地:(本社)東京都中央区 (大阪営業所)大阪府大阪市西区


事業内容:テニスコートの企画・設計・施工、関連商品の開発・販売


代表者:代表取締役社長 羽鳥昇


(1月29日をもって退任、松下裕臣が同日付けで代表取締役社長に就任)


資本金:40百万円


主要商品:(テニス用ハードコート)


「DecoTurf」「DecoColor(デコカラー)」


(テニス用砂入り人工芝)


「GreenCourt(グリーンコート)」「RedCourt(レッドコート)」


(防球ネット)


「CubeFence(キューブフェンス)」 他


従業員数:21名(2018年1月1日現在)

情報提供元: MotorFan
記事名:「 住友ゴム、テニスコート設計・施工会社を子会社化