同時に、ベルトとスプロケットとの間の接触が非常にスムーズなため、ベルトドライブはポンプを非常に堅牢にし、メンテナンスの頻度を少なくすることができる。仮にベルトの交換が必要になった場合でも、2本のボルトを緩めてベルトを取り外すことができるため、特別な工具を使わず、わずか数分で交換することが可能だ。
特定のドライブ形式のT2シリーズは、軽量で設置深度が極度に浅いため、特にコンパクトな設計が可能。狭い空間でもユニットを取り付けることができる。そのひとつが、ネッチ社が食品産業向けに特別に開発したT2シリーズのポンプであるT.Sanoであり、このポンプは食品と接触するすべての部品がステンレス鋼でできている。
ベルトドライブによりポンプの寸法がコンパクトになったことで、ワイナリーや醸造所ではすでに可搬式としても活用されている。必要に応じて、ひとつのポンプを使用してさまざまなタンクから材料を搬送することができるのだ。
高性能ホースによる衛生安全
ゴム製のカバーは表面を保護し、耐久性を提供
安全衛生のための軽量コンベヤベルト
軽量PVCコンベヤベルトにより、コンチテックのポートフォリオが完成する。これらは、顧客の要件に合わせ、用途ごとに製造されている。長さと幅、材質、輪郭、色など、コンベヤベルトのスペシャリストが提供する多種多様なオプションは、その軽量コンベヤベルトを顧客のニーズに合わせて設計・製造することができる。
食品加工のため、コンチテックは、合撚と交織のカーカスを備えたコンベヤベルトと、衛生上の問題を最小限に抑えるため簡単な掃除が可能な滑らかな表面を備えたコンベヤベルトを提供している。革新的な熱可塑性化合物から作られたコンベヤベルトカバーは、通例、白か青色。コンベヤベルトの色は、輸送する食品に応じて異なり、潜在的な問題を見つけ出しやすくする。コンチテックは、困難な環境における、コンベヤベルトと食品の接触に際して、コンベヤベルトを清潔に保つための抗菌添加剤を含んだコンパウンドを提供している。
食料品を取り扱うために、コンベヤベルトのスペシャリストであるコンチテックは、傾斜を含む用途のための多様な表面形状のコンベヤベルトも提供している。例えば、Zブランドのコンベヤベルトは、高い搬送能力と同時に戻しローラー上の振動低減を可能にする表面の連続パターンを備えている。