ビックリ系な改造ネタが多いNATS(日本自動車大学校)ですが、このNATS Fairlady Z S30はレストアがテーマの車両。もう手に入らないパーツは雰囲気を壊さないよう工夫で解決するってところも学生らしくていいじゃありませんか!

ベース車両はこんなにボロボロになっていたS30フェアレディZ。NATSの先生が所有しているクルマだそうで、10年ほど学校のガレージに保管されつつ、実習に使われたりもする車両だったそうです。

持ち主の先生がいつかするかもしれないレストア用に純正パーツを集めてはいましたが、それでも足りないパーツは少なくなかったそう。バンパーやライトカバーは他車種向けに販売されている240Zフェイスキットをベースに、合わないカタチを調整して装着しました。



エンジンの調子は悪くなく、点火時期を調整し補機類を交換することで快調に。レストア開始時のSUツインキャブからソレックスの40φへ変更したのは先生の趣味だとか。排気系はトラスト製エキマニから中間パイプはハコスカ用を溶接加工、テールは純正を利用しています。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 他車種用キットを大胆利用でレストア問題を解決!【東京オートサロン2018】