名前はおなじクルマですが、ヘッドライトのカタチや角度はまったく別。その固定で困ったすえに思いついた秘策は、新旧のコアサポートをふたつ並べることでした。
そのためボンネットも10cm近く延長され、フェンダーも作り直す必要がありましたがプレスラインを工夫するなどして違和感ない見た目に。
逆に違和感満載なのがリヤ側。オーストラリアの自動車メーカーのピックアップホールデン・コモドアユートが好きなメンバーがいて、それをイメージして製作しました。
ルーフとBピラーの内側だけ残して後ろ側をカット。ハイブリッドのバッテリーシステムなどがあった後部座席とトランクになんとかピックアップとしてのスペースを確保。
これで世にも奇妙なセダンピックアップができたわけですが、最後はレーシングカーのようなバイナルステッカーで仕上げ。最終的なテーマである「スポーティ・セダンピックアップ」が完成したというわけでした。